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尿意切迫感
「急に我慢できない尿意」が生じ、尿が十分に溜まっていなくても膀胱が勝手に排尿しようとする状態を、「尿意切迫感」と呼びます。典型的な状況としては、「水道で手を洗っているとき」や「水の流れる音を聞いたとき」などに尿意が急激に生じることがあります。
この症状は、40歳を過ぎる頃から加齢とともに頻度が高くなる傾向があります。
中には、尿意切迫感が非常に強く、トイレまで間に合わずに尿が漏れてしまう「切迫性尿失禁」を起こすこともあります。
尿意切迫感や切迫性尿失禁があると、常にトイレのことが気になり不安になったり、仕事に集中できなくなったり、外出を控えるようになったりするなど、生活の質(QOL:Quality Of Life)を著しく低下させる原因となります。
排尿は、脳から膀胱へ送られる神経の指令によってコントロールされています。
しかし、脳血管障害(脳出血・脳梗塞など)があると、このコントロールがうまくいかなくなり、尿意切迫感が現れることがあります。
泌尿器科領域で代表的な原因疾患には、過活動膀胱(OAB:Overactive Bladder)があります。
これは尿意切迫感に加えて、頻尿、夜間頻尿、尿失禁といった症状を伴うことが多いです。
そのほかにも、前立腺肥大症・膀胱腫瘍・尿路感染症などが原因となる場合もあり、尿意切迫感を引き起こす疾患は多岐にわたります。