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尿検査で異常を指摘された
尿検査は、痛みを伴わず、簡便に行える検査であり、学校や職場の健康診断などでも広く実施されています。健診では、採取した尿に試験紙を浸し、潜血・蛋白・糖・ウロビリノーゲンなどの項目を、色の変化によって(-)~(4+)の段階で評価します。
尿は、腎臓でつくられたのち、尿管・膀胱・(男性では前立腺)・尿道を通って体外へ排出されます。
尿検査では、これらの臓器、特に腎臓や尿路に異常がないかどうかを調べることができます。
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| 項目 | 基準値 | 異常値 | 疑われる主な疾患 |
| ①尿潜血 | (-) | (+)以上 | 尿路結石、尿路感染症、尿路悪性腫瘍、腎疾患など |
| ②尿蛋白 | (-) | (+)以上 | 腎疾患など |
| ③尿糖 | (-) | (+)以上 | 糖尿病、甲状腺機能亢進症、腎疾患など |
| ④ウロビリノーゲン | (±) | (+)以上 | 肝臓・胆道系の疾患など |
尿検査の中で、泌尿器科が主に関与するのは「尿潜血」の項目です。その他の異常は、症状や原因に応じて内科など他科での診察が適しています。尿潜血で(+)以上の反応があった場合でも、必ずしも血尿とは限りません。たとえば、ヘモグロビン尿(赤血球が壊れて出たヘモグロビンが検出される)や、ミオグロビン尿(筋肉の成分が混じる)などの可能性もあります。
泌尿器科では、実際に血尿かどうかを確認するために、尿を遠心分離し沈殿物を調べる「尿沈渣(にょうちんさ)」検査を行います。尿沈渣で赤血球が確認され、明らかな血尿である場合は、次のような精密検査を進めます。
尿中にがん細胞が含まれていないかを調べる検査です。
泌尿器科専用の内視鏡を用いて膀胱の中を調べる検査です。
腎臓・尿管・膀胱などに悪性腫瘍や結石がないかを確認する検査です。
これらの結果を総合的に判断し、血尿の原因を特定し、適切な治療へつなげていきます。