休診日火曜・土曜午後・日曜・祝日
診療時間09:00-12:30、14:30-18:00
受付時間8:50~12:00、14:20~17:30
排尿痛
排尿痛とは、尿を出すときに感じる「痛み」や「しみるような違和感」のことを指します。
これは、尿の通り道である膀胱から尿道にかけて何らかの異常や炎症がある場合に生じる症状です。
排尿痛の原因はさまざまありますが、最も一般的なのは尿路感染症です。特に代表的な疾患は膀胱炎です。膀胱炎では、排尿痛のほかに、頻尿、血尿、残尿感などの症状がみられます。
膀胱炎は、外部から細菌が尿道を通じて膀胱内に侵入することで感染が起こります。女性は男性に比べて尿道が短いため、膀胱炎になりやすい傾向があります。放置すると、感染が腎臓まで広がり、腎盂腎炎という重篤な病気を引き起こすことがあり、高熱や背中の痛みを伴うこともあるため、早期の診断と治療が重要です。男性でも膀胱炎が起こることはありますが、男性特有の感染症として前立腺炎や尿道炎が挙げられます。
前立腺炎には2つのタイプがあります。一つは、尿道から侵入した細菌が原因で起こる細菌性前立腺炎、もう一つは、原因がはっきりしない非細菌性前立腺炎です。いずれの場合も、排尿痛のほかに頻尿、下腹部の不快感・痛みなどの症状が見られます。
細菌性の場合は高熱を伴い、重症になると尿閉(尿が出なくなる状態)を引き起こすこともあります。
尿道炎は主に性行為を介して感染する病気で、尿道の粘膜に炎症が起きます。排尿時に焼けつくような痛みやかゆみ、尿道から膿が出るといった症状が特徴です。原因となる病原体には、淋菌やクラミジア・トラコマティスなどがあり、早期の診断と治療が必要です。
その他に、尿路結石、間質性膀胱炎、膀胱腫瘍など泌尿器科疾患が排尿痛に関与することがあります。