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熱がある
新型コロナウイルス感染症の流行以降、「発熱」や「感染症」に対する意識が高まった方は多いのではないでしょうか。
泌尿器科の疾患で発熱を伴う主な病気としては、「尿路感染症」が挙げられます。
尿路感染症は、尿道から侵入した細菌が尿の通り道を逆流することで発症します。
ただし、すべての尿路感染症で発熱が起こるわけではありません。特定の部位に感染が及んだ場合に、発熱を伴うことがあります。
腎臓で起こる感染症を「腎盂腎炎」と呼びます。
この疾患では、背中の痛み、倦怠感(だるさ)、吐き気などの症状が見られることがあります。尿路感染症全般に共通することですが、治療の中心は抗生物質による薬物療法です。
しかし、尿管結石や尿管狭窄(尿管が細くなる状態)によって尿の流れが妨げられ、尿が腎臓内にたまったままになると、感染が重症化することがあります。
このような場合には、尿管ステントと呼ばれる細い管を挿入して、尿の通り道を確保する処置が必要です。
前立腺に感染が生じる疾患で、男性にのみ起こる感染症です。
症状としては、排尿痛、排尿困難、頻尿などが見られることがあります。
もともと前立腺肥大症がある方は、前立腺炎によって尿が全く出なくなる「尿閉」という状態になることがあります。
この場合、膀胱留置カテーテルや膀胱瘻などの管を用いて、体外へ尿を排出する処置が必要です。
もし、「発熱+排尿に関する症状」がある場合は、できるだけ早く泌尿器科を受診することをおすすめします。
早期の治療が重症化を防ぐカギになります。