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腹部エコーで異常を指摘された方へ
腹部エコー検査は、「プローブ」と呼ばれる超音波を発信する装置をお腹に当てて、臓器からの反射(エコー)を画像化し、内臓の状態を調べる検査です。レントゲンやCT検査と異なり、放射線による被ばくの心配がなく、痛みもありません。
腎臓や膀胱など、泌尿器科に関連する臓器の観察にも有用で、健診などで行われたエコー検査で偶然異常を指摘されるケースも少なくありません。異常が見つかった場合、たとえ症状がなくても、一度泌尿器科を受診されることをおすすめします。
健診で偶然見つかることが多く、そのほとんどが「腎嚢胞(じんのうほう)」と呼ばれる良性腫瘍です。
ただし、まれに悪性腫瘍(腎がん)が見つかることもあります。悪性の場合は進行に伴い、血尿や腹部・背部の痛み、体重減少などの症状が現れることがあります。
エコーでは結石は白く映ります。大きさや位置によって、痛みや血尿の原因になります。結石によって尿の通り道が詰まると、腎臓や尿管に水がたまる「水腎・水尿管」が確認されることがあります。
尿は腎臓で作られ、腎盂(じんう)、尿管を通って膀胱へ運ばれます。尿管に結石・腫瘍・狭窄(きょうさく)などがあると、尿の流れが悪くなり、水腎・水尿管が生じます。放置すると痛みが出たり、腎機能の低下を招くことがあります。
良性の場合もありますが、多くは悪性腫瘍(膀胱がん)です。血尿、排尿時の痛み、頻尿などの症状が現れることがあります。膀胱腫瘍が疑われた場合は、尿検査や膀胱鏡検査などを行い、詳しく調べたうえで治療を進めていきます。
小さな結石であれば、自然に尿と一緒に排出されることがあります。
しかし、大きな結石になると尿道をふさぎ、尿が出にくくなったり、痛みや感染症の原因となることがあります。その場合は、手術による摘出が必要となることもあります。
前立腺は加齢とともに大きくなります。一般的に前立腺体積が20mLを超えると、肥大と診断されます。前立腺の中を尿道が通っているため、肥大すると尿道が圧迫され、排尿困難・残尿感・頻尿などの排尿トラブルが生じます。
前立腺がんでは、前立腺の形が左右非対称になったり、不整な形を示すことがあります。進行すると、膀胱・精嚢・直腸など周囲の臓器へ広がることもあります。
ただ、早期の小さな前立腺がんは腹部エコーでは発見が難しいため、PSA検査やMRI検査を併用することが重要です。