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睾丸が腫れた・痛い
睾丸が腫れると、「悪い病気ではないか?」と心配になりますが、病院に行くのが少し恥ずかしいからと、自然に治ることを願って様子を見たくなることもあるでしょう。特に10~20代で起こりやすい疾患も多く、受診をためらってしまう方も少なくありません。
睾丸の腫れには、痛みがない場合と痛みや発熱を伴う場合があり、放置すると命に関わる重大な疾患が隠れていることがあります。気になる症状がある場合は、早めに泌尿器科を受診することを強くおすすめします。
痛みを伴わない睾丸の腫れには、主に陰嚢水腫と精巣腫瘍があります。
精巣のまわりの袋(固有鞘膜)に水が過剰にたまる良性の疾患です。細い針で水を抜くことで一時的に腫れは引きますが、再発しやすく、根本的に治すには袋の切除手術が必要です。
精巣にできる悪性腫瘍(がん)で、20〜30代の若い男性に多くみられます。進行すると他の臓器に転移し、命に関わることもありますが、早期発見と適切な治療により、多くの場合は完治が可能です。
痛みや発熱を伴う睾丸の病気には、感染症や血流障害による以下のような疾患があります。
いずれも感染症で、抗生物質などの薬による治療が中心です。
※精巣上体とは、精巣に付属する器官で、精子の成熟と貯蔵を担っています。
精巣につながる「精索」(血管や精管などを含む束)がねじれる疾患で、若い男性、特に思春期の子供に多く見られます。ねじれによって血流が遮断されるため、発症から6時間以内に緊急手術を行う必要があります。
時間が経過すると精巣が壊死し、摘出が必要になる場合もあります。
精巣から心臓へ戻る血液の流れが悪くなり、陰嚢内の静脈がこぶ状に腫れる病気です。痛みや違和感の原因となり、男性不妊症の原因になることもあります。