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性感染症(性病)
このような症状がみられる主な原因のひとつが性感染症(性病)です。
性感染症は性的接触により、口や性器などの粘膜や皮膚を通じて感染します。
症状が軽い場合は気づかないまま経過し、知らないうちにパートナーへ感染を広げてしまうこともあります。
感染の心当たりがある、または不安を感じるときは、早めに検査を受けることが大切です。
梅毒トレポネーマという細菌による感染症です。
体内に侵入した細菌は数時間以内に血液を介して全身へ広がり、時間の経過とともにさまざまな症状を引き起こします。
感染後3週間ほどで、感染部位に「初期硬結」や「硬性下疳(こうせいげかん)」と呼ばれる硬いいぼができます。痛みやかゆみはほとんどなく、多くは陰部の見えにくい部分にできるため、気づかないことも少なくありません。
治療をしなくても2~3週間で自然に治ることがありますが、細菌は体内に残ったままです。
第1期の症状が消えた後、約4~10週間で全身に発疹や脱毛などの皮膚症状が現れます。これらも痛みやかゆみを伴わないことが多く、数週間~数か月で自然におさまります。
感染から1年未満の第1期・第2期は最も感染力が強い時期であり、症状が出ていない間に性的接触を行うと、感染を広げるおそれがあります。
第2期の症状が落ち着いた後、数年から数十年にわたって無症状で経過することがあります。
多くは細菌が体内に残ったままですが、約30%の人では再び症状が現れ、治療しないと心臓・血管・神経などに障害を起こすことがあります。
診断には採血による梅毒抗体検査を行います。
ただし、抗体ができるまでに時間がかかるため、感染初期では陰性となる場合もあります。治療は抗菌薬の注射または内服で行います。
単純ヘルペスウイルスによる感染症です。感染から2~10日後に、陰部やその周囲に痛みを伴う水ぶくれや潰瘍が現れます。一度感染するとウイルスは神経に潜伏し、疲労・ストレス・体調不良などの刺激で再び活性化し、再発することがあります。治療には抗ヘルペスウイルス薬を使用し、症状を軽くし再発の頻度を減らすことができます。
ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染症です。女性では外陰部を中心に、男性では陰茎などに、鶏のとさかやカリフラワー状のいぼができます。
痛みはほとんどありませんが、放置するといぼが増えたり大きくなったりすることがあります。
治療は軟膏による薬物療法のほか、凍結療法や外科的切除などが行われます。